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 「竜野ゲストハウス」ー実測の仕事ー

9月の後半、昭和後期に建てられた数寄屋住宅に5日間滞在し、実測の仕事をしました
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兵庫県たつの市、姫路から西へ十数キロのところ、揖保川の東岸
敷地面積は230坪、こんな田園のど真ん中に、いわゆる“バブル遺産”
しかし、5日間検分した結果、本質的には質の高い数寄屋住宅であり
おそらく地元の大工さんの手によるものとみられます
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これは“野帳(のちょう)”です
野帳の語源は江戸時代の検地の際に屋外で記入されたものです
日本の建築の場合、建物はある一定のモジュールにしたがって設計されているので
実測もそれほど難しくありません(この建物は京間のモジュールです)
しかし、庭=屋外は自然石などの配置により自由な寸法になっているため
実測には“勘”と“決断”が必要になってきます
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こちらは2階です
“ゲストハウス”と呼ばれているだけあって
外国人の方でも泊まれる個室が数個あります
所有者は高齢です
本人の意志をついで、ここを真のゲストハウスにしてみたら……
といった構想が……、元バックパッカー建築家には、沸いて来ます……
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by ocm2000 | 2010-10-13 21:33 | 「竜野ゲストハウス」 | Trackback | Comments(2)