「浅草の二世帯住宅(千束の家)」

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「浅草の二世帯住宅(千束の家)」_f0230666_14294057.jpg敷地の南東から南西にかけて、すっぽりとマンションに被われ
3階建てにしても、全く直射光の得られない敷地環境です

しかし曇天時にも「天空光」と呼ばれる散乱光が存在します
そのやさしい「天空光」を各階にまんべんなく降り注がせるか
それが計画のポイントになってきます




①2階のヴォリュームを南側にずらし、1階に屋根部分を発生させます
そこに天窓をもうけ、「天空光」をとりいれます
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天窓は壁面の窓にくらべて3倍の採光が得られるといわれています
直射日光の入る部分では逆に夏は暑くて危険ですが
今回の敷地にはもっとも適した採光方法であるといえます
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②また北端の角を外部空間として確保し
プライバシー確保のため格子でかこみます
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③南西側の2階の張り出しは
自転車置き場などの軒下空間として利用します
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完全分離の2世帯(内部では行き来有り)
同じ姓の場合は郵便物などの行き違いを防ぐために
玄関(ポスト)を二つ並べて設けています
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3階案には「土地との接地が少なく基礎工事(地盤改良)の面積が減る」というメリットがあります
また駐車スペースを設ける場合には3階にせざるをえません
しかし2世帯を3階の中で住み分けようとするとどうしても上下階の動きにムダが発生します

将来の介護のことや足腰が弱ってからの“出かけやすさ”や、お友達達の“訪れやすさ”などを考えますと
親世帯は1階に、若い世帯は2階で、それぞれのフロアで生活を完結させ
必要な時にお互いを行き来するということが望ましいと考えられます
by ocm2000 | 2013-01-25 15:06 | 「千束の家/二世帯」 | Trackback | Comments(0)
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