東京23区内の一般的な住宅密集地域で、敷地面積は55㎡
建築面積は10坪を切っているので、いわゆる“狭小住宅”の部類に入ります
北西側の道路に面しているため
・プライバシーの確保
・西日を避ける
・家の印象、外観を整える
といった観点から、全く閉じた表情としました
門扉(格子戸)をあけると、約1.5坪のアプローチ空間があらわれます
光庭、光井戸とも言いましょうか、全ての居室はここに面しています
玄関扉は防火規制のラインからはずれているので(道路中心から3m)
輸入の木製扉が可能になりました
はじめは木の色を楽しむために
塗装はまだ薄くキシラデコール(ワイス)を塗っているだけなので
建て主さんに「塗り足していってください」とお伝えしています