「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理

2年以上かけて進めてきた「十勝の家(中札内村)」プロジェクト、いよいよ竣工まで一ヶ月半です。
1月、十勝晴れと言われる美しい晴れですが、最低気温マイナス15度程度は当たり前になっています。

雪が積もる前に、外部工事を全て終えて、現在は内装工事の追い込みです。

「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09050275.jpg

現地の工事会社の知恵を借りながら、屋根は無落雪(雪を落とさずに貯める)方式をとっています。

「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09050518.jpg

水下の北側の状況も確認します。
まだ積雪は基礎の高さまでで収まっています。

「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09050813.jpg

庇端部の雪の融け方なども確認します。

「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09051010.jpg

内部、暖かい日差しが奥まで差し込み、断熱工事は終了しているので、室温は10度ほどあります。

「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09051794.jpg

冬、お家で過ごす時間の長くなる北海道、生活の中心である36畳のリビングが楽しみです。

「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09051974.jpg

お客様ご指定のキッチンタイル。グレーっぽい目地の色までこだわっています。
「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09052279.jpg
「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09052917.jpg
「十勝の家(中札内村)」雪中の現場監理_f0230666_09045521.jpg
「下町の名建築さんぽ」「家づくり解剖図鑑」発売中!
OCM一級建築士事務所 台東区浅草橋5-19-7 大島健二

# by ocm2000 | 2023-01-12 09:18 | 「十勝の家」

浅草橋建築マップ2023版

OCMが恵比寿から浅草橋に移転して13年目です。
やっと、建築マップを作成しました。
地味ながら隈研吾をはじめ、伊東豊雄、永山祐子などの有名建築家が仕事をしています。

浅草橋建築マップ2023版_f0230666_09003323.jpg
「下町の名建築さんぽ」「家づくり解剖図鑑」発売中!
OCM一級建築士事務所 台東区浅草橋5-19-7 大島健二

# by ocm2000 | 2023-01-12 09:02 | □建築イラスト

2023年 令和5年 謹賀新年

本年もよろしくお願いいたします。

2023年 令和5年 謹賀新年_f0230666_08535507.jpg
本年は「続・家づくり解剖図鑑」の出版が予定されています。新築にこだわらず、リフォームやはたまた模様替えのヒント・アイデアなどを盛り込んでいます。お楽しみに!
2023年 令和5年 謹賀新年_f0230666_08561210.jpg
「下町の名建築さんぽ」「家づくり解剖図鑑」発売中!
OCM一級建築士事務所 台東区浅草橋5-19-7 大島健二

# by ocm2000 | 2023-01-12 08:58 | □建築イラスト

2022 winter

暖かい冬をお過ごしください。


2022 winter_f0230666_08414367.jpg



「下町の名建築さんぽ」「家づくり解剖図鑑」発売中!
OCM一級建築士事務所 台東区浅草橋5-19-7 大島健二

# by ocm2000 | 2022-12-22 08:44 | □ギャラリー0cm

「コア東京」2022.11

「コア東京」2022.11に、スケッチと文章を寄稿しました。
「コア東京」2022.11_f0230666_08254335.jpeg

五重塔修行の旅

 出身地の兵庫県から25 才で上京して以来 30 年以上、関西での仕事も途切れない程度にあるので、今でもその出張前後に京阪神近辺を散策することが一つの楽しみである。


 特に2016 年頃、ふと思い立ち五重塔ばかりを訪れ、スケッチ三昧に暮れている時期があった。 京都は東寺、八坂の塔、醍醐寺、奈良は薬師寺西塔(三重塔)、法隆寺、興福寺......、他に も仁和寺、近江の長命寺、池上本門寺、湘南の龍口寺、浅草寺、新旧遠近問わず、はたまた現存しない谷中の天王寺に至るまで、貪るように描きまくっていた。


 しかし、五重塔と対峙していくらスケッチしたって、日々生業としている建築設計が上手になる訳でもないことは承知の上、はたまた仏様への厚い信仰心がある訳でもない。ただ、携帯用のコンパ クトな水彩道具を使って、その場でサラサラと難解な五重塔を描ける人になってみたかったのだ。一句詠める才能があればそれで事足りるのだが、自分にはそれがないので、せめて一筆したためることができる、そんなオトナになりたいと、急に 50才になって思ったようである。そう......ちょうど卓上のナスやキュウリを描き飽きた頃で、もっと強い刺激、 難しいお題と向かい合い修行したかっただけなのである。

「コア東京」2022.11_f0230666_08281692.jpg


「下町の名建築さんぽ」「家づくり解剖図鑑」発売中!
OCM一級建築士事務所 台東区浅草橋5-19-7 大島健二

# by ocm2000 | 2022-12-22 08:35 | □雑誌への執筆